俺自身の休憩室

徒然なるままに…

観音さま

観音さま

今日は年に一度の観音祭。
お寺の桜を愛でながら、観音堂での法要に向かう。
近くにありながらも、年に一度しかお目にかからない。
東日本大震災の犠牲者への黙とうに続き、観音さまへの法要を営む。
 


今の和尚さんになってからは、超高速、かつ、怒涛の太鼓攻撃の般若心経3回をとなえ、なんだか危ない宗教団体の様相を呈しているが、れっきとした曹洞宗だ。
親父から世代交代して以来、数年前までは、茶碗酒でべろんべろんになっていた(されていた)が、ここ2、3年は学習能力を取得し、何とか歩いて帰れる程度にセーブする術を会得した。
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観音さまには、いにしえの平安時代から、われわれの先祖を見守っていただいていた。
年をとったせいか、建造された遠い昔の日々に思いをはせ、なんだか神妙な気持ちになった。
宗教って、何かを拝むというより、何かを崇拝するというより、何かをするというより、自分の心の方向性を考えるきっかけを与えるものなのじゃないかなと思った。