激雨。
今日も快速を狙って帰る。
いつも割とすいている前のほうに乗ろう。
でも、前のほうが停車する部分には屋根がない。
傘をさしててもびしょぬれになりそうな勢いで雨が降っている。
でも、今なら誰も並んでいないので、最前列になり、座れる確率が高い！
電車が来るまであと10分。
屋根の最先端部分で周りの様子をうかがう。
少しずつ人が多くなってきて、みんな屋根のある先っちょで様子をうかがっている。
おっ、おっさんが一人傘をさして並んだ！
→びしょぬれになるのに根性あるなぁ。ぬれてまで座りたいか。
おっ、もう一人。
→ちょっとアセる。
隣のおっさんが傘を開くそぶりを見せたのにつられて、俺も傘を開いて並ぶことにした。並ぶところまで20歩程度か。「超大また早歩き」で先に出たおっさんを追い抜かして前に並ぶ。へへっ！
でも足元ずぶぬれ。
他の人も傘をさして並び始めた。
急激に右腕が冷たい・・・。ふと見ると、隣に並ぶおばはんの傘が、俺の傘の内側に入ってて、右腕に当たっとるやんけ！
よっしゃ電車来た！
えっ、まさかの満員（泣）・・・
あのーっ、おたくのびしょぬれ傘が俺の足に密着してるんですけど・・・（泣泣泣）
