俺自身の休憩室

徒然なるままに…

いよいよ

教習所に入ってから2週間。今日は午前中仕事を休んで卒業検定だ。
検定の走行コースは2種類あるのだが、なかなかコースが覚えられない。先日教官に聞いてみると、検定当日は第1コースと第2コースがちょうど半分ずつに分けられるそうだ。どちらも覚えようとしたのだが、2種類覚えようとすると途中からコースがゴッチャになってしまう。俺は先に覚えた「第1コース」にかけることにした。
9時30分に教室に集合。いきなり名前を呼ばれ、「1番」と書かれた番号カードを渡された。この番号順に受験するそうだ。他の人が検定を受ける(コースを走る)のを見てコースの最終予習をするつもりだったのに・・・。並び順を見ると、はっきりはしないが、何だか年令順のようだ。年配者は早く始めて早く終われるようにとの配慮かもしれないが、まったくの逆効果だ。
教室に着席し教官から注意事項などの説明を受ける。ひととおり説明が終わって、いよいよコースの指示だ。「それではコースを指示します。1番の方は第2コース、・・・。」 そう、俺が指示されたのは「第2コース」。受験する順番が1番なんだから、普通は「第1コース」だろ! まぁこんなもんだな・・・。とも言ってられず、とりあえず検定開始までの15分間でコースを頭に叩き込んだ。
ゼッケンをつけヘルメットをかぶり準備万端。マイク放送で名前を呼ばれ、いざ受験。バイクに歩いて向かう途中にドキドキがMAXに。ひょっとしたら、右手と右足が一緒に出ていたかもしれない。こんなに緊張するのは久しぶりだ。
教官から検定スタートの合図。後方確認し、バイクにまたがりミラーの調整。キーをオンにしてギアがニュートラルに入っているのを確認してエンジンオン。後方を確認して右ウインカー。3秒待ってから再度後方を確認してクラッチを切ってギアを1速に。いきなりエンスト・・・(泣)。一瞬何が起こったのか分からなかった。あっ、サイドスタンド出したままだ! こんなこと教習中には一度もなかったのに・・・。
気を取り直してもう一度。でも、なんだか笑えてきて、その後は結構スムーズに進んだ。俺にとって一番の難所「一本橋」も無事に通過し、コース間違えそうになった交差点で異様にふくらんだ左折になりながらもなんとか踏ん張り、恐らく減点だらけだろうけど無事に合格。
ちょっと大げさだけど、正直、よっしゃぁ!と叫びたいくらい嬉しかった。近いうちに免許センター行かなきゃ。

しかし教習はいい勉強になった。教習所に通いだしてからは、車の運転も少し丁寧になった。例えば、ウインカー出す前に後方確認し、3秒待ってから進路変更を意識するようになった。これからも安全運転を心がけねば。